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行き止まり道路再考 3実践例2

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6月1日土曜日

 フレンチオープン 錦織に大阪ナオミきわどい試合続きだがなんとか勝ちあがってくれている。厳しい試合ぶりの時良い成績が残せると確信している。期待したい。

 先週の土曜日は、トランプが大相撲を見学に現れた。

異様な光景で・・・朝乃山と御嶽海の期待の一番が台無し。

プロレスじゃないんだから・・桟敷席は、まずかろうに・・・国賓との事、これ以上は、語るまい。・・・ぶつぶつ・・・。

 

 広島カープが強い!開幕直後の打てない守れない状態からすっかり強いカープが戻ってきた・・・よしよし・・巨人の不調もまた良し。

 

 今日の語りは、やけに毒があるとお思いの方は、この花のせいかも・・・ドクダミの花

 公園の柵のまわりの雑草ゾーンでは、白いドクダミの花がいっぱい。

名前が可哀そうだが、毒を摘む効果で毒を抑制する意味らしい。

繁殖力が強いようでこの季節雑草ゾーンを席捲している。

 

  さて今週の講座報告から始めよう!

今週は、予定していた週中の2日連続の企業ユーザーの講座が月末の繁忙期の為か7月に移動になりちょっと一息。

 

  今週は、火曜日の天空率講座、そして本日、明海大学不動産研究センターの皆さんの講座が朝10時から5時まである。

 今週ももうひと頑張りしなきゃ。明海大学不動産研究センターの皆さんは、終了後掲載するとしよう。

 

 火曜日、天空率講座は、9人が参加していただいた。

 ほとんどのメンバーが日影規制講座に続いての参加ゆえ、写真撮影もなれたものでおきまりの侍ジャパンのポーズも自然にとれるようになった。毎度思う事だが天空率の講座は、お伝えしたい事が満載だ。

長時間の講座お疲れ様でした。

 

 さて天空率講座を開始しよう。

 

今回の事例は

用途地域は、2週住居地域で容積率200%ゆえ適用距離は、20m。

 

 道路幅員が6m、5m、4mの3方向道路。

最大幅員6mは、敷地内に食い込み行き止まる形式だが今回は、他の道路と両端で接続しており若干設定が異なる。算定基準線の発生をコントロールする方法および直接編集する手法を確認したい。

 

 B側5m道路は、終点側が行き止まり、C側4m道路は、始点側で行き止まる形状となっている事がわかる。

 

 最大幅員が6mで行き止まる形式となっている。

この場合ポイントは、「敷地」入力における。行き止まり道路の設定等がポイントとなる。

 

 最大幅員6m側道路境界線の設定

 入隅道路と同様にすべて同一幅員6mを設定。

ただしこの場合最大幅員になる為、行き止まり道路境界の位置を特定する必要がある。

 行きどまった境界線のみ「行き止まり部分」の設定を行う。

 

 同一区間の設定は、入隅道路は、「新天空率算定領域」で自動設定される為、任意に同一区間設定の必要は、無い。

 

5m道路側の設定

5m道路は、終点側6m道路端で行き止まる為、「終点側行き止まり」をチェックする。

 

4m道路側の設定

 

4m道路は、6m道路端で行き止まる為に「始点側行き止まり」にチェックする。

 

 行き止まり道路の為の設定は、これだけだ「新天空率算定領域」に移動し

 

 「新天空率」「道路・一の隣地」をクリックする。

 この事例では、最大幅員6m道路の反対側の境界線が一定の長さでは、無い為、「現況反対側境界線(算定基準線)」を修正する必要がある為だ。

 

「現況反対側境界線(算定基準線)」を修正する前に「設定」で表示線分の線幅を変更すると操作が容易に行えるので修正する。

線分の太さは、1から2に変更する。(これで初期値が変更される。)

「ホーム」をクリックしT-space起動直後の表示に戻る。

 

 「基礎情報」「発生」ボタンをクリックすると。

 

敷地入力等で設定された基礎情報から道路が3自動判断される。

算定基準線の変更方法を解説する。

「前面道路編集」ボタンをクリック選択後、最大幅員道路上でクリックし選択後、「現況反対側境界線(算定基準線)」を選択する。

 この機能は、算定基準線の位置を任意に設定する事が可能になる。

今回自動発生の場合、算定基準線4m側と5m側が同一長さに自動設定された為、5m道路側:4m道路の算定位置を伸縮変更する。

「頂点削除」が選択された状態で延長された頂点を削除、もしくはドラッグで長さを調整する。

 

 調整後

「高さ制限種類」の項を「道路」に設定し「発生」

ボタンをクリックすると道路高さ制限適合建築物が発生する。

 

さらに「出力」をクリックし算定線の発生する。

道路高さ制限適合建築物、算定基準線がそろったので天空率計算を行い区域および算定位置の検証等を行いたい。

 

どうやらNG箇所が2区域。令132条が適用される各区域の解説とNGの解決法を解説しよう。

 

まずは

最大幅員6m道路の区域1

道路高さ制限適合建築物は、後退距離が1.782m適用距離20mから

 みなし6m道路反対側の境界線から1.782mの位置を起点に

20m-(6+1.782)=12.218mが敷地側に適用される。

行き止まり端部からは、両端が12.218mの円弧状(すり鉢状)に区分される。ただし最大幅員6m道路の敷地側境界線から2倍12mまでさらにその他(5m、4m)の道路幅員の1/2から10mを超えた部分。

(赤円弧部分まで。)

アイソメ図では、

 

次に5m道路側にまわりこんだ最大幅員6mの区域

最大幅員6m道路の境界線から2倍12mさらに道路中心10mを超えた区域が最大幅員6m道路が適用される区域。

 

 アイソメ図は

 

次に

4m道路側にまわりこんだ最大幅員6mの区域。

この区域は、解析の前に算定位置に関して再度確認したい。

自動発生すると

 

5m道路側の行き止まり端には敷地境界がなかった為、みなしの道路算定位置は、発生しなかったが4m道路の場合、行き止まり部分が敷地側に面する為、みなしの算定位置が発生した。

ただしこの場合5m道路側と同様に既存の道路反対側が存在する為に不要して削除する事とした。

 算定基準線をクリックし選択後、削除する。

 

その区域およぼ算定基準線は

後退距離2m、4m道路側には、6m道路に後退距離2mを加算した位置を起点として適用距離20mまで適用される。

 ただし、最大幅員の行き止まり端部から2倍12mまでと道路中心10mを超えた部分適用距離20っまで。敷地側12mの位置まで。

以上が最大幅員6m道路が適用される区域と区分法。

最大幅員から2倍12mを超えた5m、4m道路中心10mまではそれぞれの道路幅員が適用される。

5m道路中心10mの区域検証

 

行き止まり道路6m道路の境界線から2倍(6m×2=12m)を超えた区域で5m道路中心から10mまでが5m道路が適用される区域。

 

4m道路中心10mの区域

5m道路側と同様に道路高さ制限を大きく超えているが十分な空地が有りクリアーしている。

 

 最後にNG箇所をクリアーさせるには、となるが今回も長くなった次にしよう。次回まで皆さんお元気で!

 

 

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