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傾斜地平均地盤と日影規制

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 11月4日3連休の中日、土曜日。

これは先週日曜日、ほろ酔いの帰り道。満月が・・・イイね。

 今週は、久々日本シリーズをまじめに観戦している。

 いずれのファンでもないが

宮城、比嘉、大城のいるア丿チームを応援してしまう。

しかし宮城イイね。

 公園でこの季節に黄色い花が咲いている?季節はずれの暑さのせいかと近くで確認すると紅葉の始まりで黄葉。

 

 今週の講座から始めたい。

水曜日はデべ2人組の講座も最終回4回目の講座。

今回は簡易プランニンングとLIGHTプランニンングの連動処理とその違いを解説。仮想建物と逆日影の関連など今までの講座で疑問に思っている箇所をランダムに質問していただき解説。

卒業写真のポーズも力強くなった。実践で頑張れ~。応援してるぞ~。

木曜日は

デべ4人組の2回目講座

長身のAに負けまいと遠近法(天空率理論)を活用しパチリ。

 前回の日影規制徹底学習から1週間。

早くも実践でTP-PLANNERを利用する設計者ありでばらつきが出てきた。実践で利用する為にはTP-LIGHTプランニンングツールの利用が必須だ。

今回はサクッと前回の用地情報から逆日影までを復習後、プランニンングで6階建ファミリーマンションを計画。

希望により容積率消化まで2㎡程度まで攻めた。

 さらに道路斜線NG確認後、天空率だが3回目で予定していた天空率理論と令第132条まで解説。逆天空率でバルコニーカット後TP-LIGHTで編集面積表まで・・・。

 今回も時間延長で頑張っていただいた。・・・オッと次回は早くも最終回だ。頑張ろう!

 

今週の講座を始めたい。

 

今週の講座は「傾斜地平均地盤面と日影規制」と題して2年ほど前に解説した「傾斜地の入力法と日影規制への影響」を動画で解説します。

 

 

 

  講座の概要は

 

 

①「敷地」における道路情報の入力の考え方

 

 

 道路形状は、敷地側境界線と反対側の境界線が異なり、さらに道路中心高も異なる事例です。

「敷地」入力の道路幅および高低差は端部の情報のみ入力し平均地盤算定を優先して進めます。

 

 まずは平均地盤計算の設定法から解説を始めます。

 

②「地盤:設計GL」の項でBMと設計GLの高低差を設定する。

「地盤:設計GL入力」ダイアログでは、BMと設計GLの高低差を設定する事と「設計GL(基準地盤)」のチェックボックスをチェック後「現在の値を適用」で基準地盤を設定します。

③斜線平均地盤高入力で接地建物接地高を入力

-1)建築物の地面と接地する高さの確認

-2)「斜線平均地盤高計算領域」起動

-3)「斜線平均地盤高計算領域」領域設定

 

外形状頂点で過不足があれば「追加」(追加したい線上で右ボタン「頂点追加」、「削除」頂点を選択し「DEL」で接地する高さの位置を確定します。

 

-4)接地高さを入力する。

*入力は境界線をクリックし「高低差」の項で入力します。高低差は「連動」「独立」で隣合う接地高を適時入力する。入力しながら「平均高」の項に逐次表示されるのはBM基準の平均高です。

-5) 本例では「日影平均地盤高」は敷地内高低差が3m以内ゆえ同一になる為、本項のデータを選択し右ボタンメニューから「コピー」します。  

        

-6)「日影平均地盤高領域」に移動し「貼り付け」で「斜線平均地盤高領域」で入力した接地高を設定します。

④「計算」「平均地盤面算定」で平均地盤面を計算する

⑤地盤:設計GLを確認

-1)平均GLの項に「斜線平均地盤計算領域」の接地高から算出された平均GL0.724mを確認。

 

⑥平均地盤面展開図で確認

「平均地盤面算定」で算出された平均地盤面データは、プランフォルダー内にaverage.csv, averagefullの2形式で自動保存されます。

 

⑦レベル、日影平均地盤算定で確認する

「高さ」の項に設計GL基準の日影規制で使用する平均地盤面が自動代入されます。

⑧日影図倍率表に反映される

 

平均地盤計算による結果は日影計算に反映されました。

 

道路斜線をチェックし不可の場合天空率計算を行いますが

今週はのどの調子が良くないのでここまでとします。

次回までお元気で! hi

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