9月21日土曜日
3連休初日の今朝は、心地よい目覚め!。
4年ぶりのにわかラグビーファンだが、昨晩のロシア戦は、よかった。深夜の再放送、そして今朝の再放送と2度見返した.
今朝は、新聞に挟まってきたNUMBERの日本代表メンバー紹介を確認しながらの再観戦。
ありがたい事にキャプテンのリーチマイケルはじめ外国生まれの日本帰化選手が多い・・・。この競技の場合、本来の日本人的ガタイでは、厳しいだろうと容易に想像できる。松島幸太郎・・極めて日本的名前と違和感のある風貌ながらあのスピード。見事な日本人初3トライ。どうか怪我だけは、最後までしないようにと祈る気持ち。
風貌の事でいえば純粋日本人でもどう見てもポリネシア系だと思われるのがスタンドオフの田村優。・・・メンバー表で納得。母親が沖縄出身らしい(ちょっと嬉しい)・・沖縄は、ほぼポリネシアだ。
これから先のゲーム日程が個人的イベントと被りTV観戦に苦慮すると思われるが何とか応援したい。
次はNO1ランクのアイルランド・・・勝てるような気がしてきた。
ツユクサ・・・万葉集では、月草として歌われている。・・・らしい・・よく知らんけど?・・・・ウィキペ情報。
ピントが隣の草にあたりボケボケだが、控え目なたたずまいが強調された感じを良しとしよう!
おっと3連休だ、早く出かけなければ!・・・早速比嘉ブログ開始!
まずは、今週の講座から
今週連休明けの火曜日は、プランニング講座の予定だったが連休明けの為か参加が1名。本人の希望により受講していない日影規制講座から始めた。
マンツーマンの講座でテンポよくすすみ天空率とプランのガイダンスまで行った。TP-PLANNERユーザーではないが体験版でチャレンジする気持ちになったようだ。頑張れ!
水曜日は、ユーザー講習でやはり1名で天空率講座。
前回の日影講習に続き2回目だがJWCADで苦労してきたとの事で理論は、完璧。操作中心でとの希望もあり、難解な事例を4式連続して操作解析していただいた。たとえば
変形3方向道路と東側は、隣地を超えた道路における単独の道路天空率チェックまで。これができれば道路天空率は、ほぼ大丈夫。
次回は、いよいよ企画BIMプランから構造連携まで・・まさに比嘉ブログで先週から解説している内容を実践していただく。お待ちしてます。
連休の始まりだが講座を開始したい。
8月24日「東京某所用地情報入力から(6社協賛BIMセミナーから」から始まった6社協賛BIMセミナーの事例解説も今回で6回目となる。
前回までで日影規制、天空率、さらに容積率もほぼ100%消化した
7階建て3DKマンション27戸案が作成された。
「天空率チェック」
時刻日影と等時間日影、指定点日影
ブロックパースも同時に完成する。
結果は、でExcelマクロで面積表が自動作成される。
ここまでで用地の利用可否が決定される。
今回は、 単線で作成された各部屋タイプが有するプロパティー情報には、壁、床等のサイズが設定されている。
効率的に建具配置、構造連携による躯体配置を行うBIMデータ作成手順を解説したい。
建具配置
①単線プランからプロパティー情報に基づき躯体が自動発生。
「外壁の発生ボタン」をクリックすると躯体情報に基づき壁、床、階段室が自動発生する。
壁が自動発生する為、建具を配置する事が可能になる。
②建具配置1 (ドアを配置)
「外壁の編集」の項でBIMの構成要素となる「外部扉」を選択配置する。
ここで配置されたドアは、各BIMソフトでも、同様に外部扉(ドア)として認識される。
選択メニューから任意のドア形状を選択し任意の壁をクリックし表示される壁端から開口面までの距離をガイドにドラッグし入力する。
任意階で入力する事により同じタイプ名の部屋の上下階全てにドアが適用配置される。
③建具配置2 (掃き出し窓を配置)
④建具配置3 (腰窓その他を配置)
⑤建具配置4 (共有部の建具を配置)
建具配置が終了した。
セミナーでは、この間5分程度で完了。
上下階で同一のタイプが連続する場合、基準階で建具配置を行う事で全階同時配置が可能になる。
構造連携
次に柱、梁の仮定断面を「構造連携」の項で配置設定を行う。
この項では、梁、柱の仮定断面算出ロジックが組み込まれている。
算出の為には構造連携初期データの設定でコンクリート強度あるいは、積載荷重等ユニオンシステム社製構造計算ソフト SuperBuild(3,7)に共有連動する諸表の設定を行う。
*SS7直接連動(現在SS3経由)は、今年末頃リリース予定。
さらに下記項目を設定する事により仮定断面が算出される。
耐震壁配置方向を設定する⇒「梁間方向」
通り芯の位置を設定する ⇒「通り芯候補」
柱、梁の発生範囲を特定する⇒「構造体領域」
但し、この3項目は、プランの配置情報から自動算出される為、手順としては、「環境設定」プルダウンメニューから「構造考慮発生」ボタンをクリックし自動配置された情報を元に編集する手法が効率的だ。
①「構造考慮発生」から仮定断面を自動算出
柱、梁、壁等の仮定断面が符号とともに表示される。
さらに算出された通り芯が算出設定される。
②梁間方向
まず耐震壁配置位置を設定する「梁間方向」は
本事例では、X方向に長い構造体ゆえ耐震壁は、Y方向になる事を
「↑」で表現する。問題なしでそのまま利用。
②通り芯
柱位置を黒塗り表示で建具との干渉チェックすると
通り芯は、壁量から自動算出されるが自動設定された位置では、
MBドアと接触するようだ。
通り芯を変更しよう。
変更する場合、通り芯記号を選択し削除後、任意の位置をクリックし設定するか移動し確定する。
尚、柱の寄りは、妻側の柱は、上図のように全て内側に自動で設定される。アウトフレームに設定する場合
通り芯符号を選択後、右ボタンメニューから「寄り設定」を選択後、ダイアログ内の方向示すボタンをチェックする。
この寄りの設定は、構造計算SS3,7と連動する。
「構造考慮発生」ボタンをクリックし寄りを確認すると
本例では、バルコニー側のアウトフレームにしない為、その分は元に戻し再発生する。
③追加部材でファサード的な壁柱を配置する。
それぞれの部材は、追加部材も含めてレイヤ-設定する事が可能になりレイヤ管理が可能なBIMでレイヤ名が継承される。
点景を配置しパースで確認すると
さらに梁、柱の構造パースを表現すると
小梁を入力する事も可能だが一般的には、構造計算結果を読み込み連動する。
以上の操作でBIMデータが作成されるとともに平面図、立面図、断面図が作成される。それぞれ確認しよう
④平面図
階数を指定する事によりその階の平面図が作成される。
⑤立面図
立面図は、立面図を作成した平面図上の線分をクリックし立面図を見たい方向を指定する。
この場合は、北側立面図となる。壁線を上方向でクリックすると南側立面図となる。
⑥断面図
断面図で斜線断面図は、斜線規制も同時表示する機能を有し指定の道路境界線の認知位置でクリックする。
その他、ユニットプランを設定してある場合は、平面詳細図、展開図そして内観パースが作成される。
いずれにしてもこれで企画BIMは、終了しARCHICADに戻るとしよう。
今一度思い起こしていただきたいがこの企画BIM部は、ARCHICADアドインの「躯体モデル」をクリックする事から始まった。
最後に仕上がった企画BIMの結果は
「ARCHICADに戻る」を選択する事により再びステージがARCHICADに戻る。
今回の建具配置、あるいは構造連携で設定された仮定断面は、そのままARCHICADのモデルデータとして継承される。
さらにARCHICADでデータを変更した場合、その場で日影規制、天空率がチェックされる。
最後に天空率に移動しこの変形3方向道路の区分の詳細解説を行いたい・・・と思ったが今回も長くなった次回にしよう。
今回も3連休をお楽しみ下さい。次回までお元気で!