Quantcast
Channel: 比嘉ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 458

天空率確認申請図作成6 作成法1

$
0
0

*空港であわててアップしたら天空率講座が前回分を間違えてアップしたようだ。

再度修正分をアップします。

 1月18日土曜日。

 

前回、3連休後、気を引きしめて正月ムードを払拭・・などと書いた舌の根も乾かぬうちに沖縄で1月16日あの世の正月行事に参加。
 
暖冬の沖縄は、那覇空港着の際は、暑い。ブーゲンビリアも暑さを演出。
 
ツワブキ(沖縄ではチーパップー)は元気だ。
 
しかし、・・やはり雨男、雨が降ると寒い。
油断して風邪気味で咳き込んでいる。
 
 これから帰京だ。早めに講座を開始したい。

 

   天空率講座開始!

 昨年末より始めた高低差を含む用地情報の入力から解析、申請図作成、検証法までの解説は、計画建築物の申請図で必要な全ての資料を提示した。

 今回は、それらの申請図をTP-PLANNERで作成する方法を解説したい。

申請図を作成する際は、天空率解析を終了後メニューから「申請図」を選択して行う。

 

 この手順に従い作成する事で7割ほどの資料が自動作成される。

残り3割程は、補足の書き込み操作などほぼ2次元CAD的手法で

審査サイドがか検証を容易に行う為の補足資料を書き込む操作およぼレイアウト編集を行うだけだ。

 

 手順では、「天空率近接点確認図」を選択し三斜求積図:表と位置確認図と表を作成レイアウトする方法を解説する事から始めたい。

 資料として提示したのは、

「平面配置図と天空率結果判定表」

を例示したが、判定表を自動配置する為には、事前に位置確認表あるいは、三斜求積を行う必要がある為「天空率近接点確認図」を適合建築物、計画建築物の順に作成する事から始める。

 

 

ダイアログ内の「近接点」ボタンをクリックすると天空率差分が最も近接ポイント番号を抽出表示される。

「天空率近接点確認図」を自動作成する場合は、抽出されたP8の

「斜線適合建築物」を選択した状態で「表示ポイント」ボタンを押す事で三斜求積、位置確認表が自動作成保存される。

 さらに「転送済みファイル」を開くと

自動算出された配置された適合建築物の「天空率近接点確認図」が自動作成される。

このレイアウトをおよびの天空図および配置図、タイトルなど7種の項は、それぞれの項目毎に変更する事が可能になる。

 

 他の汎用CAD等で編集したい場合は、「ファイル」「エクスポート」で任意のフォルダーにDXF,DWG,JWW形式で保存が可能ゆえそれらの汎用CADで修正する方法がある。

比嘉ブログでは、TP-PLANNERで編集する方法を解説したい。

詳細は、当社サイト「天空率建築確認申請資料」を参照していただきたいここでは、操作の流れを中心に解説したい。

 

 まず適合建築物の「天空率近接点確認図」の中で修正する可能性がある事に関して項目毎に編集したい。

 

①天空図を構成する自動抽出された端部記号の位置を変更したい場合。

配置された適合建築物の「天空率近接点確認図」の状態からファイルで終了する。内容を変更する為に保存する必要はない。

 再度「天空率申請図確認図設定」ダイアログに移動し

 ツリー状のタグ設定から「道路」「斜線適合建築物」「図面1」「三斜天空図」を選択し天空図を表示する。自動抽出された天空図を構成する端部が記号とともに表示される。今回円弧で記された2点を削除する事にする。

*中央部の端点は、道路高低差が平均GLから1m低い位置に勾配が変化する為、自動発生している。この場合そのまま有りでも問題ない。

 

 端点を削除する場合画面左下にある「Point Off」ボタンをクリック後不要な端点を囲むように対角の2点をクリックし(ドラッグではない)し削除する。右側の端点を削除すると近接する端部が自動設定される。

 その結果

 

中央部の端点が削除され、右側の端部は、削除されたと同時に際右端部部候補が自動配置される。

 

 端部記号が変更されたと同時に位置確認図および表の端部記号と連動し自動で変更される。ただし、今回変更前に自動作成される解説を行う為に自動作成されたデータが転送保存されている為に「図面1」の「位置確認図」を選択し表示し変更を確認後「図面レイアウト転送」の項の「表示ページ」ボタンをクリックし転送保存する。「位置確認表」も同様に行う。

 

 *尚、三斜求積の分割角度は、初期値10度で設定されているがその角度を狭めたい場合、あるいは斜辺の食い込み度を変えたい場合は、右ボタンメニューから「図面レイアウト出力」で行う事が可能だ。

変更したファイル名は「三斜天空図_D.Tdo」に保存する事で「天空率近接点確認図」に連動する。

 変更した内容で再度「天空率近接点確認図」を起動すると

項目毎に枠線で区分された変更された内容でファイルごとに自動レイアウトされる。

 次に、右上の「位置確認図」に寸法線を配置など加筆する方法を解説したい。

「位置確認図」を編集したい場合、編集メニューから矢印状の選択モードを選択後、「位置確認図」内でクリックし選択する。

 選択後右ボタンメニューから「プロパティー」を選択後表示された

「ダイアログボックス」から

「割付ファイル編集」をクリックし個別の編集が可能になる。

「位置確認図」で自動作成された7種のファイルの変更は、すべて同様に編集する。

 

 この部分では、道路幅員、中心線、適用距離等を画面左側の寸法線で加筆する。加筆した部分は、保存する事で計画建築物にもそのまま利用する。

 

 保存し終了すると修正された内容で「天空率近接点確認図」に戻ると変更内容が適用された図面が作成される。

 

「天空率近接点確認図」を保存すると「Zumen1.Tdo」にレイアウト情報が各ファイルとともに保存される。

 

 この場合、位置確認表に罫線を配置しているが簡単な操作で行えるので解説書を参照していただきたい。

 

 次に立面図パース、あるいは、平面配置図等となるが本日もながくなった次回にしよう。

じかいまでお元気で!

 

比嘉ブログ

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 458

Trending Articles