4月16日土曜日 東京は昨日までの氷雨もやみ雲の切れ間から陽がさしてきた。
今週は水曜日までの夏日から一転し冷たい雨で冬に逆戻り。
・・・と呑気な事を語っている場合では無い。
大谷翔平の応援あり、夕刻から久々仲間4人でラッパ会もあるのだが・・・ブログネタがかけてない!
大谷翔平を応援しながら報告したい。
まずは久々対面講座の報告から
今週は組織設計事務所から2グループで参加。朝から夕まで1日コースを2日づつ4日行った。その報告からはじめたい。
火曜日
日影規制徹底学習。
手動逆日影計算方法から日影資料作成法。確認申請図から3D日影チャートによるNG回避法までフルコース。
今回も連日サムライジャパンポーズ。
水曜日は
天空率フルコース。Mが社用の為2時までとの事でなんとか
大急ぎでおっつけ、後半残りのメンバーで傾斜地を平均地盤の算出法も含めたフルコースが無事終了。あとは実践で頑張れ~!。
またお会いしましょう。
・・・ここまでが夏日の講座。
木曜日から氷雨
この回は今年の新人を交えての講座。新人でも容赦なし
日影規制の全工程を無事完了。たいした理解力だ。エライ!
CO2濃度外並み1000ppm以内確保の為、窓を開け放ちの講座。Tのコート姿いいネ~。
金曜日も氷雨で寒い中、開催。
山の手線火災停止の都合30分遅れで開催、Hは駅から走ったのか息を切らして1分遅れで到着したが・・・開始は30分後。お疲れでした。でもエライぞお疲れ様。
2日めは天空率関連をフルコースで行う。終了後も質問ありで延長。エライ!疑問は残さない事。・・・そうだ比嘉も算定高の解説宿題もらってしまった。明日レポート書いてやろう。
天空率講座を開始したい。
本日は久々道路天空率でサポートセンターに寄せられた質問から回答例を操作を中心にお伝えしたい。
行止まり道路さらに凹状隣地超え道路の解析手順
これは、前回まで隣地天空率で解説した事例だが隣地天空率の解析法に引き続き解説したい。
操作のポイントは最大幅員10m行き止まり道路の設定法と
凹状の隣地境界を超えた位置にある8m道路の設定法。
①「敷地」境界線情報の設定法
-1)行止まり10m道路幅の延長上に境界点を設定する。
*直線状の境界線の途中に任意の距離の境界点を発生させる際は
境界線を選択後、コンテキスト(右ボタン)メニューから
「切断」「距離指定分割」で始点もしくは終点側からの距離指定で境界点を発生する。
-2)行止まり最大幅員10mの入力法
道路幅を10mの設定、「行止まり条件・境界延長範囲」の項で「行止り部分」の項にチェックを入れる。その事により道路境界線に縦方向に道路が行止まることが認識される。
この設定で境界線両端部に円弧上に適用距離および他の道路へのまわりこみ設定される。
-3)最大幅員と接する8m道路左側の条件設定を行う
10m行止り道路と接する側が8m道路の終点端となる為「終点側行止り道路」の項にチェックを入れる。
-4)10m道路右側に接する8m道路側の端部設定
この8m道路境界端は始点側が10m道路と接する端部ゆえ
「始点側行止り」の項をチェックする。
②「新天空率算定領域」で道路高さ制限適合建築物と基準線を発生する手順
-1)「入力」「新天空率算定領」を選択し「道路・一隣地」を選択する。
*他の「道路・***」は隣地天空率解析法の違いで道路天空率の場合はいずれでも良い。
-2)「道路境界」「発生」で「敷地」境界条件で設定した道路形状が自動発生する。
-3)「前面道路編集」に移動し西側端部8m道路設定した道路を
押下選択後、削除する。
*敷地で「終点行止まり」設定した道路のみを残し編集を続ける。
-4)「前面道路編集」で対象を「反対側境界線」「現況反対側境界線」「境界線」「道路中心線」をそれぞれ選択し編集を繰り返す。
*編集作業詳細は「新天空率エンジン操作マニュアル」
で確認してください。
-5)令132条で区分される。
-6)「出力」でTP-SKYに移動し令132条区分された各区域に算定基準線が自動発生する。
③天空率計算を実行する。
「計算モード」「天空率計算」で天空率計算を実行する。
赤表示がNGだが。どの区域がNGなのか7区域ごろに検証したい。
④区域検証
-1)最大幅員10m行止り道路の区域
後退距離1.478mがみなしの道路の反対側に加算された位置から適用距離20mで区分される。行止り道路ゆえ左右方向回り込みはそれぞれの道m路端部から適用距離の敷地側の距離
(20m-11.478m)=8.522m
を半径とし円弧状に適用される。
-2)最大幅員10m 行止り道路が適用される西側8m道路側の区域。
最大幅員10m行止り道路の端部から2倍20mの区域は行止り道路ゆえ円弧状に区分されるがその部分が凹状隣地内ゆえ区域は分断されるが一体で区分される。
後退距離1.441mゆえ 8m道路側には最大幅員10mが適用されさらに1.441m加算された位置を起点として適用距離20mで区分される。
凹状隣地の左側は最大幅員10mの2倍を超えている為、道路中心10mを超えた部分に適用される。
8m道路が行止まり部から
(用距離20m)ー(敷地までの距離1.441m+10m)
=8.559mまでが適用距離ゆえ行止まり端から東側にも8.559mの距離で円弧状に区分される。
アイソメ図で確認すると
高さ制限を大きく超えている事がわかる。
-3)最大幅員10m 行止り道路が適用される東側8m道路側の区域。
最大幅員10m行止り道路の端部から2倍20mの区域は行止り道路が適用される区域。この場合全域20m以内ゆえ最大幅員10mが適用される。
後退距離2.966mゆえ 8m道路側には最大幅員10mが適用されさらに2.966m加算された位置を起点として適用距離20mで区分される。
左側の端部からは
適用距離20mー(10m+2.966m)=7.034m半径で円弧状に適用される。
-4)西側8m道路中心10mの区域
最大幅員10m行き止り道路端部から円弧状に2倍20mを超えた8m道路側の中心線から10mの区域。
後退距離1.466mの後退距離を8m道路反対側に加算した位置から道路中心10mまでが区分される。
この区域も高さ制限を超えており天空率結果もNGとなる。
8m道路側を中心に大きくNGとなるが
本日も長くなった大谷翔平が2本塁打のようだ。
試合はまだ続いている・・応援しなきゃ。
次回までお元気で!