4月2日土曜日
昨晩、錦織の再放送ながらもモンフィスとのまさに死闘に感動し今朝は朝ドラ「あさが来た」の最終回を見届けると錦織の準決キリオス戦を応援し終わると歯医者、さらに上野公園にお花見に出かけて先ほど帰ると酔いもまわりしばらくダウン。
花冷えの本日、大忙しの日程をこなしそしてまたまた出かける時間がせまってきた。あわててのブログタイム。
今週も桜の報告から・・通勤途中の本命桜も木曜日の宣言通りに見事に満開。
後、10日程楽しませてくれるだろうか。頑張れ桜!
今週木曜日は満開宣言に合わせて恒例神田川沿いをそぞろ歩きながら桜を楽しんだ。
両岸から神田川に滝の様に降り注ぐ見事な桜。
ライトアップありで楽しませてくれる。ときおり中国語が飛び交いこの地も流行に後れていない。「神田河的美丽的樱花」・・と聞こえた様な気がした。
本日はお花見宴会シリーズの最後を飾るにふさわしく花見の本場、上野公園でトモデータサービスの皆さんのお花見に参加。焼酎を担いでいざ参戦。
待ち合わせは定番西郷像のあたり。桜がかぶりすぎるので上野花見の様子は来週お伝えしたい。
早速だが天空率講座開始!
前回から適用事例集に解説された屈折道路の算定位置の想定法を検証解説した。

垂直に屈折する道路
傾斜した屈折道路の適合建築物令132条の適合建築物の作成方法と算定位置の設定法を解説した。今回もこの屈折道路の条件を変えて適合建築物と算定位置の設定法の解説を続けたい。事案は前回予告した2例の解説を追加検証してみよう。まずは
前回との条件の違いは、行き止まり部分が傾斜しさらに行き止まりの右側が隣地に面している事例だ。考察のポイントもその部分の適合建築物の想定法となる。
早速開始したい。
事前の設定として、前回と同様だが
8m道路側の行き止まり設定の他5m道路の右端(始点側)が行き止まり端となるため「始点側行止まり」にチェックする。(前回はこの部分の解説は省略したが同様)。
新天空率での設定は
敷地側の入力では□で囲われた行き止まりの境界線の情報しかない今回は斜になる為情報を追加する。道路情報の追加はA,B(左回り)にドラッグすると8m道路が追加され反対側の道路境界情報が確定する。確定された反対側の情報は境界点の追加もしくは移動などの編集機能で屈曲している場合でもその情報が高低差も含めて再現する事ができる。(従来は天空率敷地で再現してきた)。
さらに5m道路の行き止まりの形状が境界点から垂直に伸びているがやはり反対側は8m道路に接する位置まで延長する必要がある。
これは前回も解説した。この様に敷地の境界情報では網羅できない反対側の情報を作図要素で再現しさらに境界条件とマッチングされる事がこの新天空率の特徴だ。
あとは自動発生あるのみ
この場合は2方向道路ゆえ3区域が一気に発生する。解析し算定位置および区域の検証を進めていこう。
まずは、行き止まり道路8m最大幅員の区域から
後退距離が1958より行き止まりの境界点4と5からは円弧状に(適用距離20m-最大幅員8m-後退距離1.958m)=10.42mの半径で区分される。境界点4側では斜の道路の反対側に面するP1からP3部分からの後退距離を考慮した適用距離で区分される。
次に5m道路側に回りこんだ最大幅員8mが回りこんだ区域。
8m道路は行き止まりの敷地境界点5の位置から2倍8m×2=16mで円弧状に区分されさらにそれを超えた区域は道路中心10mを超えた区域まで最大幅員8mが適用される。
(二以上の前面道路がある場合)
第一三二条 建築物の前面道路が二以上ある場合においては、幅員の最大な前面道路の境界線からの水平距離がその前面道路の幅員の二倍以内で、かつ、三十五メートル以内の区域及びその他の前面道路の中心線からの水平距離が十メートルをこえる区域については、すべての前面道路が幅員の最大な前面道路と同じ幅員を有するものとみなす。
次に
東側の斜の道路に面して当該の敷地が接している事例を検証してみたいと思ったが、この場合「2の道路」で令132条を適用する場合と「一の道路」で令132条が適用されずに反対側の道路境界線から発する高さ制限適合建築物で比較する2ケースが考えられる。・・・・時間がかかりそうなので次回にしよう。
次回はおまけで応用編として
道路幅員が特定されない条件下で一の道路として天空率比較する方法も解説したい。次回までおたのしみに!
