4月9日土曜日 早朝。
早朝のブログタイム。
昨晩は北島康介の最後のトライと平井コーチの愛弟子の最後を見守るまなざしに感動した。北島の明るくアグレッシブに記録に闘いに取り組む姿は萩野公介など若手スイマーに確実に受け継がれた。お疲れさまでした。
東京オリンピック:パラリンピックのエンブレムも発表されいい感じの4作品が揃った。門戸を広げた審査方式により日本人デザイナーの底力が見えた感がありまずはよかった。
その他世界に目を向けるとパナマ文書なる怪文書がタックスヘイブンの地からドイツ経由で発信された。
中国主導の国際金融機関AIIBの英国加盟以来、キャメロン英国と習近平中国急接近に釈然としない思いを持っていたが・・これか!と比嘉の勝手な解釈だがみょうに腑に落ちスッキリした感じ。
プーチン関連でも2000億円余りが行き来したらしい。尋常な金額ではない。一体何年生き抜けばその様な大金を使いきる事ができるのだろうか。老後の身を案ずる庶民としては馬鹿馬鹿しい桁はずれの大金だ。
・・・おりしもウルグアイの元大統領ムヒカ氏が来日された。氏が語る有名な幸福論を記しておきたい。
私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。でも私は少しのモノで満足して生きている。質素なだけで、貧しくはない」
ヨメからの小遣いで満足する比嘉も貧しくはないと考えてよさそうだ。・・・・胸をはって良いのだろう・・・?。
さて今週もしつこい様だが本命桜のレポートから
これは昨日朝の通勤途中のパチリ。大量の桜の花びらに通勤賂がピンク色に変わった。多分桜もあと数日で見納め。今度は5月の若葉の頃を楽しみにしたい。
今週は先週お伝えできなかった上野花見会の報告から・・。
上野駅の公園口の改札では、ロープで通行規制される大混雑・・・まるで万博会場?。焼酎を担ぎ待ち合わせの西郷像にむかう
席とりは場所を2時間以上あけると強制退場らしい。ちゃんと席取りはできただろうか・・?
不安に思いながらも合流するとトモデータの皆さんがご馳走、アルコールを持ちより、ザお花見感十分。 早速、持参した瓶いりの高価そうな芋焼酎(頂きも)のせんを抜こうとするが・・・抜けない。
腕自慢にひととおりチャレンジしてもらったが抜けない。20分程の格闘のすえキーを差し込みちまちま押し上げ最後に馬鹿力で定評のある がたいのいいT(35年程のおつき合い)が渾身の力でひき抜いてくれた・・・・やれやれ・・持参した焼酎を封も切らずにそのまま持ち帰る事ほどさみしいものはない・・・とあきらめかけたところで皆感激!。来年は栓抜き必須だ。Tは抜けた興奮もありうまいを連発しロックでガンガンに飲みまくった。恐るべし。
記念撮影をすると
寝起きのOのきょとん目に注目。問題の焼酎瓶とともに積算ソフトのエキスパート会社のトモデータの皆さん・・・飲みの席での発案ではあったが企画設計と積算の勉強会の事・・・憶えているかな~。2時間程でかたづけ退散しかけるとすかさず女史のチームが入場してきた・・・・残念?
さて4月にはいり講座が再開した今週は天空率講座4人での参加だが、時間延長で補講まで居残り参加の皆さん。
来週から新人研修が本格的に始まる。気合いを入れて頑張ろう。
さて早速だが天空率講座を開始したい。
屈折道路シリーズはJCBA適用事例集で解説された「屈折道路」に準じて適合建築物を作成しさらに算定位置の設定法を補足解説してきた。

1回目は上図をもとにした
①垂直にいき止まる場合

②行き止まり道路が斜になる場合

③斜道路の右側に隣地を挟む場合

と解説を続けて今回は
道幅の異なる道路が接道する事例を解説したい。屈折しているがこの様に道路幅員が異なる事例の場合JCBAでは「天空率の運用の検討について」2通りの解析法が示されている。
「運用1」では道路中心線が一の為、一の道路とし道路の反対側から適合建築物を想定しその一区域で天空率比較を行う方法「運用2」では道路幅員が異なる為2の道路として令第132条を適用する2例が示されている。
いずれを運用するかは
いずれの運用も可能である事から「特定行政庁の運用による」と記される。
いずれの可能性もある為に2例を示したい。
まずは「運用1 一区域として区分する方法」
この場合新天空率における操作のポイントは道路を任意に作成する事だ
この場合自動発生した道路は削除した後「道路追加」で幅員を入力後、A、Bの順にクリックする。他は道路幅員が異なる為に道路反対側の情報を追加する。
A、Bの順に道路の反対側の境界線をドラッグしながら追加していく「頂点追加」モードゆえ屈曲していれば屈曲なりにドラッグしスナップを確認しながら追加する。この「道路反対側」の境界線」が道路斜線の起点となる。
次に敷地側の道路境界線を「境界線」の項目でドラックし追加する。
この様に一の道路を頂点を追加する事により作成された道路は単一の道路として認識され令第132条が適用されない。その他道路中心線の設定などもあるがこの場合令第132条を適用されない為入力編集する必要はないが入力した。これらの基礎情報から一の道路適合建築物の区域が生成される。
適合建築物が作成された算定位置だが異なる道路巾を一とする場合には狭い道路の半分以下で均等分割の必要がある。本例では8m道路を基本とし編集した為そのまま算定位置を発生させると4m以下で均等となってしまう。この場合
「算定線詳細設定」の項で5mの半分の距離2.5mに変更する事で2.5m以下で均等配置される。
算定ポイントを発生し天空率計算を行うと
算定間隔は2.466.42mと表示され2.5m以下の均等間隔に配置されている。
結果はどうやら5m道路の中央部あたりでNGの様だ。結果の検証は「運用2」を解析後比較しながら解説したい。
次に「運用2」では道路幅員が異なる為2の道路として令第132条を適用した場合を解説する。
まず敷地入力の項目では8m道路と5m道路の範囲を明確にする。
前回までと同様だが5m道路の敷地側の境界戦に8m道路が行き止まる部分の境界点を追加し8m部分を「同一区間設定」する。そして8m道路の終点の意味で「終点側行き止まり」の設定を行う。その事により算定位置の端部を明確にする事と2Aの回り込みの起点を明確にする。5m道路の右端には「始点側行き止まり」のチェックが必要になる。その事により最大幅員8m道路が回りこんで適用された際に右側の敷地に円弧状に適用距離が算出される。
操作は以上だ。あとは自動発生で良しただし最大幅員が行き止まる部分の算定位置は
前回までの行き止まり道路であれば特例で算定位置はみなしの道路の位置に発生しなければならない従って自動発生では
この様にみなし道路の位置に発生する。JCBAのサイトで確認するとこの様な図示がある。
中央部の段差部の算定位置を確認して頂くと明快だが段差状に既存の反対側に連続した算定位置が配置されている。この部分は特例が有ったりロジカルにソフト上処理できない部分となる為手動で算定位置の端部をドラッグし移動する。
他は自動処理をそのまま利用する2Aの区域は
道路中心10mの区域は
これは全ての区域を同時に表示しているが青表示でクリアーしている事がわかる。
さあその差を検証してみよう。
まず「運用1 一区域として区分する方法」による区域は
NG差分が最大のP12の算定位置に面した適合建築物は5m道路に後退距離を加算した位置を起点としている。
アイソメ図では
5m道路の起点の高さ制限から計画建築物が大きく超えている。
一方「運用2」では道路幅員が異なる為2の道路として令第132条を適用した場合では同様な算定位置の部分は最大幅員8m道路が2Aの範囲まで回り込んだ部分となる。
8m道路が回りこみ適用される区域ゆえ適合建築物がその分高く設定される。アイソメ図では
いずれでも良いされた場合この場合は運用2を採用した方がよさそうだ。
本日は最後に
この場合は「運用2」で複数の道路に区分すると細切れになり厳しい状況となりうる。「運用1」を適用した結果のみを例示する事とする。操作設定は「運用1」で解説した事と同様であり街区が上図の様に明確に作図されていれば簡単に区域が算出される。
まずは道路反対側の境界線を作図線にスナップしながら入力する。
敷地境界側に接した道路境界線を
さらに2以上の道路であれば道路中心線などもしっかり入れる事。当然高低差を入力すると算定位置、適合建築物に自動で適用される。
*計画建築物は今回の事例で作成した計画建築物に変更して解析をすすめた。
今回も1の道路だとして解析すると
やはり道路巾がもっとも狭くなるところでNGの様だ。
道幅なりの適合建築物ゆえNG算定位置に面した適合建築物の建ち上がりが低くなる。その部分の計画建築物のみえがかり面積は大きく敷地東側の空地分では充当できずにNGとなる。
今回は、ちょいと力入りすぎて書き込みすぎた次回にしよう。次回までお元気で!
本日はこれよりイベント参加の為、羽田方面へこれから出発。詳細は来週!
