10月31日土曜日
いつのまにやらプロ野球は、両リーグ優勝がきまりパリーグのプレーオフと日本シリーズを残すのみとなった。
アンチ巨人ゆえどうでも良いがあのグダグダの優勝では今年も
パリーグかな・・・まずはロッテの下剋上がみものだ。
本日は、久々仲間とこっそり集まる為早めにブログを書き上げたいが講座分が書きあがってない。早めに始めたい。
今週の講座から開始!
月曜日は、大坂の設計事務所とZOOM講座で天空率計算。
あれ?撮影したはずの画像がないぞ~。次
火曜日は東京都の建築事務所協会で天空率基礎講座を鈴木剛とともに夕方6時から8時ころまでZoomで65に程の参加。
受講側が見えずでテンションあげるのに苦労したが最後はいつものペースで2時間弱語らせていただいた。これは終了後の質問回答を鈴木剛が担当。
水曜日は大阪設計事務所にプランニング講座だがその前に天空率実物件を復習替わりに行った。(今回の講座でバルコニー下抜け設定を解説してます。確認のほどよろしく!)
そして昨日は、地元新宿の設計事務所からお二人で参加。
ソーシャルディスタンスで来社講習。
実物件を通じての解説。これまたバルコニーの下抜けでクリアーゆえ本日の講座を参考によろしく!久々来社で記念写真忘れてしまった。次回よろしく!
という事で天空率講座開始!
今回は、今週の講座で持ち込まれた実物件がいずれもバルコニーの下抜け処理でクリアーした。
今回は、バルコニーしたぬけによる効果の検証と下抜け建物ブロックの作成法をTP-PLANNERユーザーの為に解説したい。
事例はこの様な円弧を含む計画建築物
商業地域容積率500% 14階建ての商業ビル。
今回は、JWCADで屋根伏せ図からTP-PLANNER建物データに変換する。
JWWデータは
敷地形状は、敷地のレイヤ名で区分されている。
その場合TP-PLANNERの「敷地」に自動設定される。
TP-PLANNERを起動し「ファイル」「インポート」からJWWファイルを指定すると
読み込みを行い「入力」「敷地」で道路境界条件「用途地域」で商業地域容積率500%を設定⇒適用距離25mが設定される。
今回建物形状もJWWで建物化し読み込む事とする
AUTOCAD等ポリラインを作成できるCADであればレイヤに高さの設定がしてあれば同様にTP-PLANNERの建物に自動割付が可能だ。
その結果建物も込みの入力データが完成
まずは「図法」「断面図」で道路斜線をチェックすると
やはりNGだ。
適合建築物および算定位置を自動発生しよう
天空率計算を行うと
算定位置両端部でNGとなった。
バルコニーの隅をわずかにカットすると納まるのだがカットしたくないらしい。
⇒バルコニーの下抜け設定で解決したいとなった。
そこでその手順を解説
①「建物」を選択し「切り取り」で「補助線」モードに移動後「貼り付」でポリライン化した線分とする。
ポリライン化した補助線はさらに「切り取り」で「想定建物」に張り付ける。
補助線を経由して「建物」から「想定建物」に変換するのは「建物」と「想定建物」は混在する事も可能な為、設計者が移動する事を確認し行う事としている。
②「補助線」を解除し「計算モード」で「設定」「オプションライセンス」から「想定建物」をチェックする。
③「入力」で建物想定で階高の設定を行う
④「補助線」で建物ブロックを選択後「切り取り」後「想定建物」「貼り付け」行うと想定建物ブロックとして張り付けられる。
⑤建物ブロック化されたブロックは専有の1階部に設定される為ダイアログで設定を変更する。
まず専有部は
「階高」「専有」にチェックする事で階高分設定される。「屋根」付きをチェックするとパラペット高さ分が15層に設定される。
➅バルコニー部も同様に選択し「外部解放」「共有部」「屋根付き」にチェックする事で最上階の上部には①で設定した「ひさし」が設定される。
これでバルコニー下部が無しの設定となった。
適合建築物を発生し「天空率計算」を行うと
結果の検証は、それぞれの天空図重ね表示で明確になる。
比較してみよう。
円弧で示す計画建築物のバルコニー下から緑の通風採光に寄与する分が天空率の上昇となる。適合建築物は、変わらずゆえクリアーとなった事がわかる。
本日も長くなった。今回は、仲間とこっそり集まる日だ。時間がない出かけよう来週までお元気で!