2月13日土曜日。東京は本日も雲一つない青空。
今日は15度まで暖かくなるらしい。
春を待ちかねたユキヤナギの小花が開き始めた。
いいぞ頑張れ!
今週、オリパラ会長選出問題は白紙状態となったようだ。
今更と言われそうだがバッハ会長IOCの正体も顕になった感でオリンピックファンとしてはガッカリだ。新会長の選出経緯を注視したい。
趣を変えて・・・TVのお話をひとつ・・・
NHK大河「麒麟が来る」新視点による明智光秀像を長谷川博己が好演した。今回は衣装も雅。あれほど背筋がピンと伸びた男前の光秀は、初めてだ。最終回は馬上のファッションショーの感じ。
今までの光秀像はかつて小朝が演じた上目遣いの感じだったがそれと違い光秀のイメージを大きく変えた。
そういえば今回、小朝も信長と戦う覚恕を怪演した。
一方の信長役、染谷翔太も信長のサイコパスを好演した。
童顔で今までの信長のイメージ役所広司、古くは高橋幸治と違った。海岸の登場当初、若干残念に思ったのだが回を重ねるにつれ変わっていく信長を見事に演じた。いい役者だ。これからも期待したい。
ついでにこれまた2枚目の佐々木蔵之助が秀吉を演じて・・違うだろうと思ったがだんだん顔がサル顔に見えてきた。・・さすがだ。
あさドラ「おちょやん」・・・・・長くなりそうだ今日はやめとこ。
ナンテンの花のようだ。花びらがどの程度開いていくのか観測を継続したい。
今週の講座から始めたい。
水曜日には
ゼネコンの皆さんの3回講習の最終回は、用地情報の入力からプランさらに建具配置、仮定断面配置によるBIMデータ作成まで。
あとは、実践あるのみ頑張れ~!。
休日の木曜日をはさみ昨日金曜日はデべ設計メンバーがお二人。
昨年の講座シリーズの途中天空率講座を受けられなかった二人。
恒例につき天空率模型を掲げていただきパチリ。次回はプランニングで最終回頑張ろう!。
冬場で大活躍の水仙も気温上昇とともに若干お疲れモードのようだ。
天空率講座を開始したい。
今回もサポートセンターに寄せられた質問をアレンジして解説したい。
今回の例題はこの2例
1)一の道路とする設定法
ポイントは、円弧で表示した隣地を超えた道路の部部分で道路斜線の起点となる道路反対側境界線および道路中心線が7m道路と連続するとして一の道路として令132条区域区分する方法。
2)別道路として天空率チェックを行い令132条区分しない設定法
この事例では、令132条は適用せずラッパ状の道路幅員の天空率チェックを行う場合。
*上記の例は敷地形状が同一で道路の端部の形状が異なる事により区分法も異なる。
*尚、上記の設定は審査サイドと協議の結果確定した区分法とする。事前に審査サイドと協議し区分方式を確定してから解析する事が原則。
サポートセンターに質問する際に敷地形状のみで道路形状が作図されてない場合が多いが道路形状は作図していただきたい。
1)一の道路とする設定法
①敷地境界条件入力
円弧部は、隣地境界線ゆえそのまま「隣地」とする。
隣地を超えた部分の道路形状はT-SPACEで作図されたCAD線分(補助線)にスナップし確定する為、「敷地」入力では設定する事は無い。
②T-SPACEを選択する。
「新天空率算定領域」「道路・一隣地」を選択する。この場合、道路のみゆえメニューが道路の項であればいずれを選択しても良い。
*このダイアログでは「自動発生」を選択するのは「敷地」境界条件で設定した道路条件で道路区分区域を発生させる事が問題の無い場合。自動処理が不可な今回の事例は本解説を参照していただきたい。
③T-SPACE 起動時の作業種「基礎情報」の状態で「発生」ボタンを押下する。
「敷地」境界線条件で入力された条件で道路形状が自動発生する。
*道路境界線端部に「行止り」設定が無い場合、直前の道路幅員が敷地に面する位置まで延長される。
④円弧部が現状と異なる為に「前面道路編集」モードで修正する。
④-1道路反対側境界線
「道路反対側境界線」は道路高さ制限が適用される起点となる線分の位置を③で自動発生した道路形状を「前面道路編集」「反対側境界線」の項を押下し編集可とし反対側の境界線を直接ドラッグし補助線作図された道路反対側にドラッグ移動する。
④-2「現況反対側境界線(算定位置)」
「現況反対側境界線(算定位置)」とは、④-1の項で入力した「反対側境界線」の位置(高さ制限の起点)と算定位置が異なる場合(水面あるいは公園等がある場合など)は、別設定が可能だが本例の場合は
④-1と同じ位置ゆえ、同様の変更法で移動するか「連続線複製」を押下する事で自動で同一設定される。
④-3境界線を設定する。
「境界線」は、令132条においては最大幅員が適用される敷地側の道路境界線を設定する。この位置を起点に道路中心10mを超えた区域に最大道路幅員8m道路が適用される。さらに後退距離の起点もこの位置から敷地側に2.5mの後退距離エリアが区分される。
*尚、円弧部の後退距離区域を敷地境界線側(隣地境界線)から区分する場合下図のように敷地境界側に設定する必要がある。
本例では本来の道路の境界線から後退距離の区域を区分する為、前述した作図された道路の境界線とする。
④-4道路中心線を設定する。
道路中心線も「敷地」境界線情報で自動発生した道路中心線を補助線で作図された道路中心線に追加編集する。
この④の項は
通常のCAD操作同様に「頂点追加」「頂点削除」「端点延長」の機能を利用し現況形状同様に設定する事が可能だ。
これで設定終了
⑤道路高さ適合建築物を発生させる。
④で設定された諸条件から「高さ制限種」の項で「道路」を押下する事で令132条区分された道路高さ制限区域が自動発生する。
さらに「出力」を押下する事でTP-SKYに戻り算定基準線が自動発生する。
⑥算定基準線の確認
④-2「現況反対側境界線(算定位置)」で設定した算定位置が敷地に面する部分まで延長される。自動発生で問題無し。
⑦天空率解析を行う。
どうやら道路中心10mの端部でNGになったようだ。その区域を検証してみよう。
⑧道路中心10m区域検証
最大幅員8mから2倍16mを超えた道路中心から10mまでの区域
算定間隔が7mの半分以下3.425.81で隣地を超えた道路反対側まで均等配置されている。アイソメ図では
どうやら道路が湾曲している為に敷地東端部の空地が見えてない状況だ。逆天空率チャートを設定すると
どうやら円弧で示すバルコニー右端のカットで収まりそうだ「建物切断」を押下しカット後、天空率を再計算すると
クリアーとなった。
思わぬ寄り道をしてしまった。
2)別道路として天空率チェックを行い令132条区分しない設定法
を解説したいところだが本日も長くなった次回にしよう。
次回までお元気で!