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変形2道路

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  2月20日土曜日 東京は、20度に迫る春の陽気。

紅白梅が咲いた。梅から一月で桜が咲き・・・冬が終わる。

もうちょっとだ頑張ろう!

 大阪なおみの快進撃が続く。

都合が良い事に休日の本日夕方6時頃かなNHKでライブがあるようだ。

アルコールにつまみを用意してTVにかぶりつきで応援したい。

 この小花はイヌフグリかな?

 

 オリパラ組織委員長にオリンピックの申し子オリンピアンの橋本聖子氏が決定した。長距離も含む5種目に取り組む全力の競技ぶりを応援してきた。カルガリーでの5000mゴール後の転倒が印象深い。

 アルベールでの銅メダルはオリンピアの神からのプレゼントだろう。

 これで組織委員の風通しが良くなりチームワークが機能してくるのではと期待したい。なにより前会長の政治家時代からの尊大な語りをしばらく聞かなくてすみそうだ。お疲れ様でした。

 ユキヤナギの藪も白い小花が目立ってきた。アップにすると

 いい感じでとれた。スマホに感謝だ。

 

今週の講座から始めたい。

火曜日はプランの追加講習。

 意欲たっぷりの追加講習で作成したプランパースにご満悦のH氏。

またお会いしましょう。頑張れ~!。

 

 木曜日は気温が急降下するとの天気予報。

開発会社の皆さんの日影講習。

1グループの皆さん。手計算による逆日影で日影規制の基礎から始まり3D日影チャートで日影NG部を抽出し解決する手法までの講座。

 換気の為の窓開けによる寒さを気にしたが、皆さんの熱気で寒いどころか熱い事。女子2名は冷たいペットボトル2杯飲みほした。

次回天空率講座までお元気で!

 さらに昨日金曜日は同じく2グループの皆さんの日影講座

 おや!?奇しくも・・男子は、そろって同じ紺色のセータだ!

皆でそろって侍ジャパンのポーズ・・・・最後の質問が侍ジャパンってなんですか?・・・・またお会いしましょう!。

 今週はナンテンの花が開いた。

 

 天空率講座を開始したい。

前回は、

図1

西側8m道路と南側には屈曲した7m道路の事例。

南側7m道路の東側円弧部の道路幅員が異なるが反対側道路境界線が連続している事より連続した一の道路として令132条区分する手法を解説した。

 

 本日の事例は、敷地形状は同一だが

図2

東側道路円弧部が接道してない事と道路中心線もおよび反対側の道路境界線も連続しない事より屈曲7m道路とは別道路として単独で

天空率のチェックを行う事になった。

 

 その区域区分法の結果を提示しその後、設定法を解説したい。

*尚、最大幅員8m道路側の解説は、通常区分ゆえ省略。

 

 屈曲した7m道路は、同一区間設定を行い一の道路として設定する事と7m道路の東端部に行止り設定を行なわなければならない。

 

行止り道路の基本は

図3

 行止り道路敷地側の角端部から円弧状に道路高さ制限を適用しなければならない。

 

①南側屈曲7m道路側に最大幅員8m道路が適用される区域

 

図4

 

 ポイントは、屈曲した7m道路の東端の円弧部で「行止り」設定されている事。後退距離が2.5mで8m道路が適用される事から

道路の反対側に8m道路が適用され、さらに後退距離2.5mの位置から適用距離20mまでが最大幅員8m道路が適用される区域。

 

敷地側の境界線から適用距離20mまでの距離は

 20m-(8+2.5m)=9.5m

敷地側の道路境界線9.5mの位置。

 

 赤円弧で示す行止り部の位置からは、半径9.5mの円弧状に最大幅員8mが適用される。

 

アイソメ図では

図5

 

②屈曲7m道路中心10mの区域

図6

 同様に道路中心10mの区域においても屈曲した7m道路東端の赤円弧部を行止り端とし

10m-(道路中心までの距離3.5m)=6.5m

行止り端から6.5mの円弧で行止り端が区分される。

アイソメ図では

図7

 

③①、②の結果を得る為の入力時の設定は「敷地」の境界線条件の入力において

図8

 屈曲した7m道路の終点側端部を行止り設定する必要がある。

敷地境界点NOの終点側が行き止まる事より「終点側行止り」を

チェックする。

 この設定を忘れた場合、図9の様に道路は、そのまま敷地に面する位置まで延長した高さ制限が適用される。

図9

図4と比較して頂きたいが図3の指針に従うと図4が正解。

 

本日の本題は、敷地と接しない八の字状の道路部で令132条が適用されない天空率計算のみ行う方法。

①道路形状の認識はT-SPACEで行う為に八の字状の道路部を補助線書き込みと行止り部の位置、および行止り道路幅を確定する。

図10

 赤円弧で示すハ字道路が行き止まる部に道路反対側から垂直に交差する距離9.013mを確認する。

 

②T-spaceを起動する。

図11

③起動直後の基礎情報で「発生」ボタンをクリックすると「敷地」境界条件で入力した情報に基づき道路情報が発生する。

図12

円弧で示す八字状道路は「前面道路編集」を押下し行う。

 

④図10で示した行止り部の道路を「幅員」9.013mで追加する。

図13

「前面道路編集」「道路追加」「幅員」(9.013)を設定後

A,Bの順にクリック配置すると進行方向右側に9.013幅道路が設定される。

 

⑤道路反対側境界線を修正する。

図14

対象「道路反対側」を指定し道路反対側の起点を道路高さ制限が適用される行き止まり道路に垂直に交わる位置と右端の狭まる端部敷地まで延長し変形する。道路中心線も作図された中心線に移動する。

*八字状道路部は令132条の対象としない為、道路中心線の入力は結果に影響しない。

 

⑥算定位置を発生する位置に「現況反対側境界線(算定基準線)」を変更する。

図15

現況の反対側境界線は、算定位置を発生させたい基準線を編集する。現況の反対側の位置に設定すると高さ制限が適用される位置に自動伸縮する。

 

⑦八の字状道路の行止り部を設定する

図16

 

道路幅員は、八字状の行止り部端部の幅9.013mと同様の幅を確認し八字状道路を選択後A,Bの順にクリックし設定する。

*ここでの行止り部は選択された道路に行き止まり部が付加される。

選択されてない場合、独立した他の行止り部の入力となる為注意したい。

 

*行き止まり道路はクリックした進行方向左側が行き止まる設定となる。(B端から左側に円弧状に適用される。)

 

⑧パラメータ設定

図17

八字状追加道路は、令132条の対象としない為「令132条適外」をチェックする。

 後退距離を直接入力する際は「外壁後退距離」の欄で入力する。

本例では0mとし道路高さ制限適合建築物を作成する。

設定編集は以上の項目で終了。

 

⑨高さ制限種「道路」で「発生ボタンをクリックすると⑧までの情報で

全道路高さ制限適合建築物を発生する。

⑩さらに「出力」ボタンで算定基準線を発生

 

八字状道路で行止り設定の反対側に算定基準線が発生するがこの場合、道路反対側が明確ゆえそれ以外の不要基準線は、選択し削除する。(赤破線部)

 

⑪天空率計算を行う

 

⑫屈曲7m道路側の区域は解説済ゆえハ字状道路部のみを検証すると

 行止り部までは道路反対側から適用距離20mで区分され

行き止まり部では

20m-9.013m=10.987m

行止り部角から半径10.987mの円弧状に区分される。

アイソメ図では

 となる。本日も長くなった。このあたりで終了としたい。

次回は、二股道路の天空率区分法を解説したい。

 

次回までお元気で!

 

 

 

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