2月27日
来週から3月入り・・早い事・・。今週火曜日東京は、5月初旬の暖かさ。
暖かさに敏感なタンポポの開花を発見。
春は近い。
関西圏で予定日3月7日前に緊急事態宣言が解除されるらしい・・・
愛知、福岡も含めて状況はグラフを見る限り収束の鈍化は明白。
抜け駆けせずにせめて3月7日までは、足並みをそろえてほしいものだ。
連日政治家のアピール合戦につきあわされている感じが釈然としない。 医療現場の逼迫した現状は、緊急事態が続いている事に違いは無い。
昨年来、繰り返した間違いなくあるリバウンド時の責任も明確にしてもらいたい。
気分を変えて
通勤時に甘い香りがするようになった。沈丁花だ!
拡大すると結構かわいい・思わぬ発見。
火曜日の天皇誕生日、山下洋輔のスペシャルビッグバンドのコンサートを聴いてきた。
久々のビッグバンドしかもエリック宮代など日本のすばらしいホーンセクションを一席事の着席でゆったり聞くことができた。
場内放送では、さかんに「ブラボー等の歓声はご遠慮下さい」との注意喚起。時節柄やむなしと思ったのだが・・・
あまりの素晴らしい演奏に・・声を抑えるのが・・もう大変・・・手を大きく振り上げいつもよりオーバーアクションの拍手でせめてもの感動表現。
そしてユキヤナギも緑を噴き出し、らしくなってきた。
来週あたりには、いよいよしだれたユキヤナギの花びらをお伝えできるかもしれない。
今週は、講座は、無し。天空率講座を開始したい。
今回もサポートセンターに寄せられた質問をアレンジして解説したい。
お題は
南西方向にロータリー状の交差点がある2方向道路。
用途地域は近隣商業地域で許容容積率200%で適用距離は20m。
アイソメ図では
審査サイドに確認したところ南側の屈曲した最大幅員幅は
隅切り側の端部から2mの位置の道路幅を最大幅員とする事が確定した。
今回の条件設定ポイントは
①南側屈曲した反対側道路境界線のCAD的入力法
②任意の位置の道路中心高の入力設定法
これらを中心に解説を進めたい。
8m道路側道路高さ制限を確認すると
道路中心および最大幅員いずれもNGとなる事が確認された。
1)「敷地」入力時の設定
①道路反対側境界線の入力設定に関して
道路境界点の始点、終点の道路幅が異なる場合は、敷地側の境界点から垂直に延長した反対側の境界線までの距離を幅とし入力し反対側の境界線の位置を特定する。
今回は、作図された反対側の境界線をCAD的に入力する為、事前にCAD作図された道路形状を「補助線」にスナップ編集設定する。
その為、反対側の位置を特定する道路幅はアバウトに入力する事で問題ない。
その際道路中心線の高低差は敷地側の道路境界点にある場合は「道路高」で入力するが任意の位置の高低差を入力したい場合は、道路中心線を横断し反対側道路境界線の位置まで延長した線分を作図しておく。
*道路高低差は、道路中心高だが高さ制限の起点は道路反対側ゆ
高低差は道路反対側境界線に入力項がある。
高低差が変化する位置にポイント追加する為ポイントスナップの為の道路中心線から反対側道路境界線への横断線が必要となる。
②屈曲道路側の「道路幅員」と「同一区間設定」を行う。
道路中心線が敷地側から眺めて120度を超えている場合は、となりあった道路は連続するとする。本例の場合は南側の道路は
「一の道路」となる。
「道路幅員」の項には、審査サイドと確認済みの南側左端から2mの位置の道路幅13mを最大幅員として設定する。
*屈曲した一の道路幅員は最大幅員になる為「道路幅員」の項で設定した13mが8m道路側にも2A(13m×2=26m)の位置まで適用される。
他、「用途地域」「建物」を設定後「新天空率算定領域」の項に進む。
2)「新天空率算定領域」で道路反対側形状および道路中心高を設定する。
①「道路・一の隣地」を起動する。
②「敷地」で入力した境界線情報から道路形状を自動発生する。
③自動発生した道路反対側の形状を「道路境界編集」「反対側境界線」の項を選択し作図されたCAD線分(補助線)にスナップ移動し変更する。道路中心高が異なる位置で高さ設定が可能なように道路中心線垂線交差する線分を延長した反対側の位置にポイントを「頂点追加」もしくはドラッグし移動し「付与高さ」設定する。
道路中心高が高さ制限の起点として適用されるのは道路反対側ゆえこの項で設定する。
④「現況反対側境界線(算定基準線)」は「連続線複製」ボタンをクリックする事で同様に設定される。「境界線」で敷地側境界線も現況どおりにドラッグ移動し修正する。令132条2Aは、境界線から13m×2倍の位置に適用される。
⑤6m道路側の高低差は、「敷地」で入力した境界条件からの自動発生で問題ない。入力編集はここまで。
⑥道路高さ制限適合建築物を発生する。
令132条に基づき区域が自動発生した「出力」で算定位置を発生し解析する。
⑦令132条区域と算定基準線を確認する。
⑧解析し区域を検証したい。
⑨最大幅員の区域を検証したい。
後退距離が2.858mで「反対側境界線」で設定された位置に2.858後退した位置を起点とし適用距離20mで区分されている。
高低差は、赤破線部BM=0mの位置は表記無し。緑部BMと高低差がある場合のみBM-187.61等と表記されているのがわかる。
アイソメ図では
⑩6m道路側に適用される最大幅員13mの区域
6m道路側に平行に最大幅員13mが後退距離2.95m加算された位置を起点とし適用距離20mが適用される。
*最大幅員13mは、屈曲しているが令132条が適用されるのはその他の前面道路(この場合6m道路)に平行に適用され屈曲しない。
⑪6m道路中心10mの区域
アイソメ図では
このところ難解な用地情報が多くなってきた。来週もサポートセンターに寄せられた質問からお答えしたい。
来週までお元気で!