7月16日雨の土曜日。
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・・比嘉族の集まりで高尾に出かけた。
どうせ出かけるなら旅行気分でとMT.TAKAO号を事前ネット予約した。
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会員登録し指定席をゲット・・指定席400円はお得だ!
特急電車乗車記念撮影のため15分前に到着すると・・おや?通常の特急電車が発車待ちかな・・それともホーム間違えたかなと・・小田急のロマンスカー程度をイメージしていただけに混乱したがどうやら間違いなくMT.TAKAO号のようだ。
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乗り込むと中は通勤電車をちょっと改良した感じだ・・というか通勤電車そのもの。
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だんだんわかってきたがこの特急電車の目的は登山目的の乗客を乗せる事がほとんどで乗車時間も40分ほど、車両は2の次でよいと理解した。安いわけだ。
さすがに本降りの本日は登山客もほとんど見当たらず
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車両ごと貸し切り状態。
予約席は、足元に余裕がある事をポイントに中ほどの7番の席。これがドアに面した柵があり右を見ると広告で景色が見えない・・・そもそもロマンスカーでも新幹線でも車両の中腹にドアなどないから油断した。
しかし景色が見えないと困る。車掌さんに交渉しようと思ったがしばらく来る気配が無い。・・・乗客は我が族以外に誰もいない・・自主的にベストな座席をキープし景色を楽しんでいると・・・ 車掌さんがチェックにやってきたが事情を話しお互いに笑顔でポリポリ「問題ありません!」となった。
いい人だ。
無事高尾山口到着!
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ここは、高尾山登山、日帰り温泉など何度かきた事がある。・・気になったんで10車両全体の乗客数をカウントしたら20人ほどだった。
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こんなザンザン降りの中、竹酒で大ぶりの焼き鳥を食した。
うまい!一同納得の食事会となった。
今週の講座から
今週はWeb講座でデベロッパー不動産鑑定部から1名で参加。
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TP-PLANNERは画地割ツールとしてすでに利用しているとの事。
今回は建物想定の準備段階として日影規制の徹底学習の会。
用地情報と建築基準法56条の2の関係を解説しながら日影可能空間を算出する実践講座。
操作をコーチングしながらの講座は対面講座より効率が良い部分もある。用地情報に逆日影チャートを適用する事で想定可能空間がイメージできるようになる。
次回は8月に天空率、そして建物想定を行いたい。
次回楽しみにしてます。
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比嘉ブログ講座を開始したい。
本日のブログ講座も、久々の日影規制講座。
みなし敷地境界線をCAD入力データから変換する方法をお伝えしたい。
天空率の事例も変形敷地が多くなったが同様に日影規制においてもみなし敷地境界線を直接入力しなければならない事例がサポートセンターに寄せられるようになった。
今回の事例は
道路幅が著しく異なる道路境界条件の事案で
日影規制ラインを「みなし境界線」情報から出図する方法を解説したい。
1)入力「敷地」道路幅入力による日影規制ライン出図の基本的な考え方。
「敷地」入力においては敷地境界線形状が確定後、道路反対側の情報を特定する為、境界線条件で境界線の端部から垂線を発した道路反対側の位置までの距離を「道路幅」で入力し特定する。
ただし「道路幅」の入力で道路境界側から道路反対側形状を特定するには困難な事例も多い。本例の場合も
円弧部で示す道路の反対側の形状が敷地側の境界条件では特定できない。
この敷地境界条件で「道路幅」入力で日影規制ラインを作図すると
円弧で示す「規制ライン」および「みなし敷地」が特定できない為に規制ラインとしては正しくない。
このように道路の反対側が敷地側の道路境界線と平行でない場合は審査サイドと協議しみなし敷地境界線を確定する事から始めていただきたい。
規制ラインの設定方法は
( 日影による中高層の建築物の高さの制限の緩和)
第百三十五条の十二法
第五十六条の二第三項の規定による同条第一項本文の規定の適用の緩和に関する措置は、次の各号に定めるところによる。
一建築物の敷地が道路、水面、線路敷その他これらに類するものに接する場合においては、当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものに接する敷地境界線は、当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものの幅の二分の一だけ外側にあるものとみなす。
ただし、当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものの
幅が十メートルを超えるときは、
当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものの反対側の境界線から当該敷地の側に水平距離五メートルの線を敷地境界線とみなす。
協議の結果、道路幅10mを超える場合は道路反対側から当該敷地の側に5m、西側7m道路の場合は半分3.5mの位置を延長した特定されたとする。(別解釈も有りうるので物件により確定する事)
2)JWCADで作図したみなし敷地をインポートしTP-LAND「みなし敷地」に変更設定する方法
*TP-LANDでは「みなし敷地」を直接作図もしくはCAD線分から割り付ける事が可能だ。その方法を解説したい。
①ファイルを「補助線」にTP-LANDオブジェクトに設定インポートする。
*「ファイル」「インポート」でJWファイルで作図されたみなし敷地.jwwを指定しTP-LANDオブジェクト「補助線」をクリックし(TP-LANDオブジェクトをクリックするだけで割付は完了)。
「変換開始」ボタンをクリックするとJWCADで作図されたみなし敷地が「補助線」モードにインポートされる。
②インポートされた線分を全て選択後右ボタンメニューで「合成」ボタンをクリックすると連続線(ポリライン)に変更される。
閉鎖した連続線はTP-PLANNER(この場合TP-LAND)の入力オブジェクトに変換する事が可能になる。
③ポリライン化されたみなし敷地を選択後コンテキストメニュー(右ボタンメニュー)で「切り取り」を選択する。
④「補助線」モードを終了し「みなし敷地」の項に移動し「貼り付け」で補助線で編集した線分が「みなし敷地」の法的意味を持ったオブジェクトとして入力される。
*AutoCAD等で連続線で作図されている場合②ポリラインに変更する項を省略し以下同様。
3)入力設定された「みなし敷地」で日影規制ラインを作図する方法
①「計算」「規制ライン」で「みなし敷地使用」を指定し規制ラインを作図する。
敷地境界条件設定から「自動計算」するモードから「みなし境界使用」を指定し「計算開始」ボタンを押下する事で規制ラインが作図される。
* みなし敷地をCAD作図する事で変形した敷地に対応した規制ラインを作図する事が可能になる。
みなし敷地を入力する事で「発散規制ライン」も同様に作図する事が可能になる。
4)日影規制をチェックする。
円弧で示す10mライン上のエリアがNGとなっているようだ。
早速解決する手法をお伝えしたい・・・・・
ところだが本日3連休の初日ゆえここまでとしよう。
次回はこの事例の日影規制クリア法を逆日影および3D日影チャート使用し解説したい。
次回までお元気で!
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