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みなし敷地境界線をCAD変換し設定する方法

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2022年7月16日
(7月20日手違いで消去の為)思いだし書き直し分。
 
7月16日土曜日 土砂降りの土曜日
本日は比嘉族の集まりで高尾まで出かけた。
 久々の遠出ゆえ京王線ネット予約でMT・TAKAO号の指定席をゲットして出かけた。
朝11時新宿駅発だが15分ほど前に到着し記念撮影と思い出発ホームに到着するが・・ おや?回送電車が停車している様子。
ホームを確認したが間違いない。
プレートを確認すると
どうやら間違いないようだ。新幹線には及ばずとも小田急ロマンスカー程度をイメージしていただけにちょっとがっかり。
これでは通勤電車を軽く改良したというか社内はまるで通勤電車。
 
いや座席はやや立派だ。
簡単に座席指定がとれたので中央部の足が延ばせそうな席を選んだつもりが中央部通常出入りドアの前で柵が有り足は延ばせない。おまけにドア横ゆえ窓が無く景色が無し。
新幹線、ロマンスカーでは車両の中腹にドアが無いから同様の
座席は存在しない。
 席を変えてもらおうと車掌さんを待つがしばらく来てくれない。
 あらためて車両内を見渡すとどうやらこの車両比嘉族だけだ。
 明大前も過ぎ次は終点高尾だ。席を移動しベストポジションでゆったりかけているとほどなく車掌さんがやってきて指定場所にいない比嘉族を発見した様子に「席を移動しました」と答えると
「問題ありません」と笑顔でお互いにポリポリ・・・いい人だ!
40分ちょっとで高尾山口到着。
念の為、全車両の乗客をカウントしたら20名ほど。
思えばMT・TAKAO号の乗車目的はほとんどが登山なんだろう
本日のような大雨に山に向かう人はいないわけだ。
車両も登山客じゃ気取る事もない・・・納得です!
 
雨のしずくを眺めながら大ぶりの焼き鳥と竹酒で3連休初日がはじまった。
 今週の講座から
今週はデべ不動産鑑定部から1名でWeb講座で参加。
今回は日影規制基礎コース。
 すでに解説を見ながら画地割で利用しているとの事。
用地情報の入力をサクサクとすすめながら日影規制基準法56条の2を徹底学習しながら日影規制を徹底学習していただいた。
 用地情報に逆日影チャートを設定する事で日影可能空間を
イメージし算出可能である事を学習した。
 次回は8月に天空率講座と建物想定の開催予定。
再会を楽しみにしてます!。
 さて今週の講座から
このところ変形敷地、特に道路形状が変形した用地が多い。
比嘉ブログでは屈曲道路の天空率講座を多く行ってきたが今回は
日影規制における規制ラインを任意作図した「みなし敷地」から規制を自動発生させる手法を解説したい。
  事例は
 
道路形状は「敷地」入力の境界条件入力で境界線の始点と終点側それぞれに垂直に発した反対側道路境界線の位置までの距離を
道路幅として入力する。
ところが本例のように敷地境界線と道路反対側境界線が平行でない場合、的確に反対側を示す事ができない。
円弧で示す部分の反対側を特定できない。
上記の様にそれなりに入力した場合でも
やはり円弧で示す部分が適切に表現できない事になる。
このような場合みなし敷地を作図処理する事で的確に設定する事が可能になる。
 その手順を解説したい。
(1)みなし敷地形状を審査サイドと協議し確定する。

その結果上記のように道路反対側から10m以内の場合半分の位置10mを超えた場合道路反対側から5mまでの位置が確定したとする。
*行政により北西側の設定法など異なる場合もありうるので確実に確定する事が重要。
第五十六条の二
別表第四(い)欄の各項に掲げる地域*は*冬至日の真太陽時による午前八時から午後四時まで*の間において、*平均地盤面からの高さ*水平面(*)に、敷地境界線からの水平距離が五メートルを超える範囲において、同表(に)欄の(一)、(二)又は(三)の号(同表の三の項にあつては、(一)又は(二)の号)のうちから地方公共団体が*条例で指定する号に掲げる時間以上日影となる部分を生じさせることのないものとしなければならない。*
2同一の敷地内に二以上の建築物がある場合においては、これらの建築物を一の建築物とみなして、前項の規定を適用する。
建築物の敷地が道路、川又は海その他これらに類するものに接する場合、建築物の敷地とこれに接する隣地との高低差が著しい場合その他これらに類する特別の事情がある場合における第一項本文の規定の適用の緩和に関する措置は、政令で定める。
 
( 日影による中高層の建築物の高さの制限の緩和)
第百三十五条の十二
法第五十六条の二第三項の規定による
同条第一項本文の規定の適用の緩和に関する措置は、次の各号に定めるところによる。
一建築物の敷地が道路、水面、線路敷その他これらに類するものに接する場合においては、当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものに接する敷地境界線は、当該道路、水面、線路敷その他
これらに類するものの幅の二分の一だけ外側にあるものとみなす。
ただし、当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものの

幅が十メートルを超えるときは、
当該道路、水面、線路敷その他これらに類するものの
反対側の境界線から当該敷地の側に水平距離五メートルの線を敷地境界線とみなす。
 
(2)CAD作図されたみなし敷地を取り込み「みなし敷地」として設定する方法
①本例ではJWCADでみなし敷地を作図した事例で作図する。
 
他のCADで作図した線分をTP-LANDオブジェクトの「補助線」に設定し「変換開始」ボタンで読み込む。
 
②補助線モードに移動し連続線に変換する。
本例のように連続線で作図されてない場合、「補助線」モードで線分を選択後右ボタンメニューから「合成」を行う事で
連続線化される。
*連続線の場合、TP-LANDオブジェクトに割付が可能になる。
したがってAutoCAD等でポリライン作図している場合はこの操作は不要。
 
③連続線を選択し右ボタンメニューから「切り取り」を選択し連続線をクリップボードに移動する。
 
④「入力「規制ライン設定」「みなし敷地」の項に移動し「貼り付け」を選択しみなし敷地を確定する。
*このカット&ペーストの方法で閉鎖した連続線は建物等全ての
TP-LANDオブジェクトに割り付ける事が可能になる。
(3)設定した「みなし敷地境界」から規制ラインを作図する。
「計算」「規制ライン」でダイアログボックスで「みなし境界線使用」にチェックし「計算開始」で規制ラインが作図される。
 
(4)みなし敷地を利用した逆日影計算、
日影計算を行う。
どうやらNGのようだ逆日影計算を行うと
 
と解析が可能になる。日影規制NGを解消する方法へと講座を続けたいところだが本日も長くなった。本日はここまで
3連休をお楽しみ下さい。
 
*7月20日無事再記述完了・・・やれやれ
 

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