7月30日土曜日
今週はすざまじい猛暑の中2日の連続講座を無事乗り切った。
後ほど報告したい。
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今週金曜日「チムドンドン」からちょっと一言。
沖縄における長男および長男の嫁の役割といかに家督を継承するのかを当主のじい様がいかつい顔で語りつづけたがオバーの一言で大どんでん返しで丸く収まった。
沖縄喜劇風にまとめてなかなか面白かった。
沖縄の女性は強く、しょせん男はそのたなごろで好き放題してるだけ、時に稼いで男を養う事もある。というよくある沖縄の家族模様を楽しく見せていた。
おや?とふと思いだしたのがが戦後沖縄の喜劇王「大宜見小太郎(1919年 - 1994)」作主演の芝居だが「丘の一本松」の事。テーマはいずれも「老いては子に従え」。
久々に思い出し沖縄では何度も再演された芝居だが気になり検索したら大宜見小太郎没30年近く経過したが大伸座 が継承され丘の一本松も上演している事がわかった。
ついでに当時の芝居がYuTubeでアップされている事がわかった。全編ほぼ本格的うちなー口に加えて山原オバーのやんばる口が加わりカオス状態だがしばらくすると慣れてすっかり笑い転げてしまった。
字幕なしゆえ、おおむねのストリーをお伝えすると、年老いたおやじと2人で営む仕事場で仕事上のトラブルから話が始まる。
おやじが年老いたので自分に仕事を委譲してほしいと思う息子とまだ早いという頑固なおやじのやり取りで進行する。
息子が家出を決意し那覇に向かう途中の丘の一本松で展開される人情話。
大宜見小太郎の演技に言葉はいらない。しぐさで笑えるので一度ご覧いただきたい。
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今週の講座から
今週は、ゼネコンの新人研修Bグループ。
今週の木曜日から金曜日の2日朝9時半から夕5時まで。
毎度の事だが新人研修初日は日影規制の徹底学習から始まる。
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初日終了時、いつもの侍ジャパンのポーズとその他お任せだが、そこらの物を適当に手に取ってポーズを決めているようだ。
2日めは、自主的補講で2人ほど早め9時の来社で逆日影チャートの補講学習から始まった。念のため前回の比嘉ブログ「変形規制ライン日影規制クリア法」を案内しておこう。
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2日めは天空率の徹底学習理論から操作確認申請の考え方まで盛りだくさん。
最後に傾斜地の平均地盤の解析の仕方から平均地盤解析後の時刻日影図の検証法などを行った。
丸2日の講座だがあっという間に終了。
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今回のポーズはリクエストにより指ハートポーズ。比嘉も初めてのポーズで決まったと思ったがどうやら比嘉の頭で顔が見えない者発見。撮り直しだ!。
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どうやら脇を締め肘を伸ばし両手が良いらしい。決まったかな?さて実践に対応できるように仕上げたけど学習しないとすぐ忘れるぞ学習用ムービーで頑張れ~!また会いましょう。
*講座後2日が経過しただけだがコロナ罹患の報告は無い。
窓オープンCO2濃度1,000ppm以内対策が効いたようだ。
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天空率講座を開始したい。
本日は、敷地内および道路高低差がある道路天空率解析の入力の手順を解説したい。
事例は
建物TOP高は設計GL+33.5m。道路幅員は6m
敷地内高低差は、西端BM-2.2m、中央部でBM+0.5m東端でBM+1.5m。
本例の様に敷地内および道路中心高の高低差がある場合の道路天空率の解析のまずは入力の手順を解説したい。
これらの高さはBM位置を確定しその位置からの高低差を平均地盤面計算高、道路中心高を入力する。
建築物はまず設計GLとBMの差を設定後、設計GLからの高さで設定する。
敷地内高低差がある為、全ての高さは申請時など最終は平均地盤面から高さで確定する為、平均地盤面(地盤面)の解析法も解説したい。
*法文では高さの基準は地盤面だが3m以内の高低差ゆえ「平均地盤面」と記述する。
これらの煩雑な高さ関連の入力から天空率解析までの手順を解説したい。
1)「敷地」の項で道路高低差入力を行う
①本例のように道路反対側の位置が敷地側と平行な場合
*高低差が特定される位置を距離指定し設定する方法
高低差-2.5m~0.5m間が敷地始点側端部から14m
敷地終点側から高低差1.5m~1mの距離が1.5mの位置を距離指定で入力する場合
道路境界線上を押下し右ボタンメニューから「切断」「距離指定分割」で始点側からの距離14mを指定し「OK」で西端から
14mの道路境界点が設定される。
東端から10mの位置も同様に「終点側」から10mの位置を指定し道路勾配が異なる位置の境界点を作成する。
道路境界線を選択し道路高低差を「始点」「終点」の項で設定する。
さらに本来「一の道路」が区分された為に敷地が選択された状態で「道路同一区間設定」ボタンを押下し同一区間の一の道路とする。
②道路反対側の境界線が屈曲する場合
この様な事例の事だが当社ダウンロードサイトを参照して頂きたい。
*この解説では道路境界点を追加せず道路中心高を入力する事が可能だ。
2)用途地域設定
用途地域条件入力ダイアログで所定の項を入力後「用途地域自動設定」ボタンを押下し敷地から250m四方がこの場合商業地域として設定される。用途地域が異なる場合は作図された用途境界線で切断区分しそれぞ設定する。
*敷地の内外は関係なく設定が可能。
3)「地盤:設計GL」でBMから設計GLまでの差分0.5mを設定する。
*平均GLがすでに解析済みの場合、ここの項の平均GLの欄に直接入力してもよいのだが今回は平均地盤の解析法も解説する為,
空欄にするが平均GL解析後自動参入される。
*「設計GL(基準地盤)の項を必ずチェックする事。これは敷地内高低差が3m以上ある場合にそれぞれの地盤の高さの基準位置を確定する為だが3m以内の場合もチェックする。
4)建物入力
この例では、3)「地盤:設計GL」で設計GL面をBM+0.5mで設定後入力ゆえ設計GLから上面33.5m下面-2.2mの位置に設定した。
*注意しなければならないのは4)までの設定後、設計GL面を変更した場合でもBMマークからの建物絶対高は変化しない。
その為設建物入力後に設計GL面を変更した場合、設計GL面からの階高表記もその分スライドし変更される事になる。
*建物の上面および下面高を変更したい場合は、
建物頂点を全選択後右ボタンメニューから「座標変換」で
座標変換ダイアログを表記し
「移動」の項で「Z方向移動」の項で移動量を指定し「移動」ボタンを押下すると設定された分上下移動する。
その際「上面のみ」「下面のみ」「全体スライド」を選択し移動する事が可能になる。
*その他、設計GL変更前に「ファイル」「個別データ保存」で建物保存後、「設計GL」変更後保存した建物を読み込む事で変更した設計GLの位置からの表記になる。
5)平均地盤計算を行う。
*下記入力は「設定」「オプションライセンス設定」で「平均地盤オプション」を事前にチェック後行う。
①「入力」「天空率データ」「斜線平均地盤高領域」
-1)ドライエリア等も考慮した平均地盤計算領域を連続線入力もしくはCADで作成した閉鎖した連続線をインポートし「斜線平均地盤高領域」を設計確定後、計算外周高を入力する。
-2)任意の境界線を押下し選択後「始点条件」「終点条件」で
BMからの高低差を入力する。隣り合う境界線情報は「連続」もしくは「独立」を選択しおこなう。
入力時平均高は逐次BM基準で解析表示される。
②「計算」モードに移動し
「平均地盤面設定」を選択しダイアログ内「OK]で地盤等への平均GL高の割付設定が行われる。
③「入力」「地盤:設計GL」で参入された平均地盤面高を確認する。
「斜線平均地盤高領域」で解析されたBM基準の平均高0.296mにBMが設計GLからの表記では0.5mが加算され-0.796mとなる。
④地盤面算定図を表記
道路境界線上を押下し任意の位置でクリックする事でその位置の道路高さ制限を確認する事が可能になる。
断面図では建築物と設計GL、BM、地盤面平均高(GL表記で設計GLからの距離が表記される。
このように断面図で高低差のそれぞれの関連を確認したらいよいよ天空率計算となる。
天空率解析の前には断面図を確認する事は入力ミスを防止する為にも重要だ。
さて天空率解析といきたいところだが今回は申請図の作成法まで解析したい。次回にしよう。
次回までお元気で!