9月17日3連休初日の土曜日
先週土曜日、中秋の名月を、我が家のバルコニーからスパークリング日本酒でささやかに観月会。
しかし台風が多い、本日沖縄から姉妹が東京にやってくる予定だが・・・飛行機は、飛んでるようだ。
沖縄つながりで朝ドラ「チムドンドン」からおや?というシーンを一つ。
店にお客が再び入りだした店内で食事中のメンバーでナレーションのジョンカビラがエキストラで食事している様子はほとんどの人が気付いたと思うのだが・・そのはす向かいの席になんと!
川平兄弟のお父様が沖縄そばを食しているではないか!
再確認していただけたらと思い・・本物の比嘉にーにーからの報告です。
公園の花たちも夏じまいを始めた感じだが・・まだ暑い。
今週の講座から始めたい
TPユーザからお二人が追加導入に伴う講座
月曜日は
用地情報の入力を画像:CADデータからと行った後は手計算逆日影から逆日影チャートの利用法など基準法56条の2と操作を徹底学習。
水曜日は
天空率理論を学習後、実事案で実践的に用地情報からプラン、日影規制面積表まで。
最終日は
最終日は、道路斜線が厳しい実事案を用地情報の入力からプラン作成で天空率で道路斜線を無視し容積率99%確保し無事終了。
無事卒業です!。あとは実践で頑張れ~
比嘉ブログ講座を開始したい。
本日はサポートセンターに寄せられた質問から、日影規制関連で2例を解説したい。
事例1
敷地側は、商業地域で日影規制が無いのだが北東側に用途境界線が有り第1種低層住居専用地域で日影規制2/3で受影面1.5mと厳しい。
日影計算を行うと用途境を超えた1種低層の地域に2時間の
等時間線が発生している。
日影規制別表4を確認すると
当該敷地の10mラインを超えた日影規制時間2時間規制がある第1種低層住居地域の境界線を時間線が越えている。
その為NGとなる。
事例2
この事例は用途境界線が東側の5mラインと一致した位置にある南北方向で用途地域が西側準住居で5/3、東側が商業地域で日影規制が無い。
この例では5mラインを超えた位置で5時間線が規制ラインを超えている。一見日影規制の無い商業地域側の等時間線が問題ないように思ってしまう。
これも別表4で確認したい。
別表4の記述された5時間の規制は赤下線で示すように敷地境界線から5mを超える範囲で10m以内、つまり5mラインから10mライン間で5時間以上日影となる部分を生じさせることのないものとしなければならない。と記述される。
5時間線が5mラインをこえている事よりNG。
今回は事例1と事例2の用途地域の入力方法と3D日影チャートでクリアする手法を解説したい。
事例1
用地情報の北緯:真北:敷地形状および境界条件は入力済みとする。
①用途地域の入力
用途地域条件入力ダイアログで商業地域の条件で日影規制が無しの設定後「用途地域自動設定」ボタンを押下すると敷地から250mの広いエリアが面設定される。
広いエリアが自動設定されるのは本事例のように敷地外に日影規制時間が異なる地域を設定する為。
配置された商業地域を選択後、「切断」コマンドで作図された用途境線を押下し用途地域を2に区分し東側の区域を選択し
日影規制時間を設定する。
②時刻日影図:等時間日影を作成
用途地域で商業地域で日影規制が指定されてない場合、規制時間が設定されている用途地域ごとの条件でそれぞれ作図される。
商業地域の場合、受影面4mで日影規制無しの為、等時間線は第一種低層住居専用地域のみの表示となる。
申請図モードに設定すると
等時間線は
受影面別に表示される。
③NG部を「3D日影チャート」でクリアする手順
-1)NG部の「指定点日影」で日影時間を算出する。
NG部をドラッグ後「用途境界線上」をチェックしポイント間隔を設定確認し「ポイント発生」を行うとドラッグ指定したエリアの指定点が発生する。
「計算開始」ボタンを押下すると指定点にNG赤表示で時間が表示される。2:02~2:12分間でNGのようだ。
-2)「入力」「建物」に移動し右ボタンメニューから「3D日影チャート」を起動する。
-3)ポイント番号を移動しチャートに表示された可能高さと幅を確認し最もカット幅の大きな位置で「補助線転送」ボタンを押下する。
ポイント番号を移動すると(キーボードの↑↓を推奨)拡大図で確認できるように可能高さとカット幅を赤表示する。
最も厳しい幅が確定したら「補助線転送」ボタンを押下すると補助線として転送される。
-4)「補助線」で垂線で住戸境界を確定し建物を切断し可能高さに設定する。
これにて一件落着!
さて事例2といきたいところだが3連休だ。
本日はここまで続きと次回でよろしく!
3連休をお楽しみください!