2月25日 土曜日。東京は快晴の朝
来週から3月に突入する。・・・早!
三寒四温を繰り返し昨晩の雨から快晴の朝!スギ花粉が飛んでいるいるのが見えるようだ。
WBC開幕も間近で連日の報道を楽しみに見ている。
ダルビッシュがイイネ。若い仲間を支えていこうという気概が感じられ頼もしい。・・・新人の頃の沖縄名護キャンプでの悪童ぶりから押しも押されもせぬ大リーガー・・。努力を重ねたのだろう、大人の余裕を感じる。侍JAPANの若手が野球小僧に戻った様が微笑ましい。
若手ベテランがかみ合った侍JAPANに期待したい。
今週の講座から始めたい。
今週火曜日は日影規制講座1:設計事務所から2名が参加。
日影が厳しい事案の実践が待ち受けているという事で逆日影計算の考え方を手計算で確認後、TP-PLANNER逆日影チャートを
学習、さらに屋根伏図から日影解析の資料を一通り作成できるように頑張っていただいた。来週を楽しみにしてます。
昨日金曜日はデベ設計のお二人。
すでに実践で利用中だが
プランニングから天空率の効率的な利用法を中心に日頃の操作等の疑問を逐次質問回答を繰り返した。次回は傾斜地の平均地盤算定など日影規制、天空率入力事項の確認算出法からプラン時のレベルの確認法などを行いたい。お待ちしてます。
帰り道、神田川の上流に「ネオンの富士山」・・・思わず・・
かぐやひめ神田川を口づさんでしまった。・・・古いやつだとお思いでしょうが・・・古いやつです。
天空率講座を開始したい。
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1)面する方向事に同一区間区分する解析法
面する方向ごとの屈曲隣地高さ制限適合建築物と基準線の発生。
同一区間設定した隣地境界線に面する方向で区分する場合「入力」「自動発生方式詳細」で「隣地窓通過方式」を選択します。
それぞれの面を同一区間として区分処理します。
北側に面した区域
西側に面した区域
単線区域の場合、敷地区分方式の初期値として基準線端部で垂直されます。屈曲部は指定の必要があります。
審査サイド指定による異なる区分法の設定法は
「凹状屈曲隣地解析法」を参照して下さい。
2)屈曲入隅隣地境界線の場合
A,Bのように同一区間区分された区域が入隅状になる場合、
この方式を指定された場合
同一区間設定した隣地境界線に面する方向で区分する場合「入力」「新天空率算定領域」でダイアログボックス内の「自動発生方式詳細」押下し「隣地窓通過方式」さらに
「同一区間入隅処理」を押下します。
その事により「敷地」境界条件の設定で入隅端部に「終点行止り」または「終点側行止り」設定をされた区間が入隅角半分で区域区分されます。
初期設定では、窓通過方式(東京方式試案)と同様に区分されますが端部の垂直切断は指定する必要があります。
JCBA方式の指定法および詳細解説は 屈曲入隅隣地解析法 | 比嘉ブログ (ameblo.jp) を参照して下さい。
3)入隅と出隅が混在する屈曲隣地の場合
入隅の事例同様に「隣地窓通過方式」さらに
「同一区間入隅処理」を押下します。
A区域
入隅部
JCBA「敷地区分方式」
窓通過方式 (東京方式試案)
*東京方式試案は天空率施行時に利用されましたが東京都公認ではありません。
詳細解説は「Ver23屈曲隣地同一区間自動処理」を参照して下さい。
まとめ
屈曲した隣地境界線の場合、「一隣地方式」以外に審査サイドの指定により異なる区分法が指定される場合があります。
効率的に設計業務を推進する為には、「一隣地方式」もしくはこれらの同一区間設定を行った「敷地区分方式」の可否を事前に審査サイドと協議する事が必要です。
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さて本日はサラッとこの辺りでおしまいにしましょう。
次回までお元気で!