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TP-PLANNERによる逆日影計算 3 受影面と日影時間線

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7月1日東京は雨の土曜日。

 今朝は、目覚ましの音で起きてしまった。どうやらセミナーの疲労が抜けてないようだ。

 目覚ましはTVのタイマーで、土曜日は7時半の「サワコの朝」。

 本日のゲストはサッカー日本代表キャプテンの「長谷部誠」。なにしろ8月末のオーストラリア戦にはぜひとも勝ってワールドカップを決めてほしい。長谷部の膝のケガが気になる。

 インタビューによるとオースラリア戦には出られそうだと楽観している様子に期待がもてた。負ける事の無き様不安要素はすべてクリアーしてほしいものだ。

 

 

 夜道の帰宅途中で白く光る花を発見。なんだろうと確認すると、どうやらキョウチクトウの花。ピンクはよくみるのだが白もあるとは知らなんだ。

 

 さっそくだが今週の講座から

今週は西松建設さんの新人研修で5人が来社

初日は、日影規制を徹底学習。これは先週から始まったシリーズ。ムービーでぜひ復習して頂きたい。

 

そして逆日影からプラン面積表まで作成。

 

 2日目は、斜線規制から天空率を理論、実践の繰り返しを行う

令132条を納得するまで確認したKは、自信の笑み。

 

そして最終日は、隣地天空率、発散規制ライン作図法、天空率申請図概論。そしてメインは建具配置からBIMデータを作成。

男子は自信の腕組ポーズ。

3日間お疲れ様でした。あとは実践で頑張れ~!。またお会いしましょう。

 

 

 さて講座をアップし外出するぞ・・!講座開始!

 

 前回は、規制ラインの作図法を閉鎖方式、発散規制で作図する方法とその緩和の考え方を解説した。

 

 日影規制は、住環境に対して適用され、道路、水面等の部分には規制線を発生させないのが基本の考え方。

 そのため東京都の安全条例では、発散規制ラインが正しいとするが閉鎖型でも問題ないとする。

 

 今回はその規制ラインが設置される高さつまり「受影面」の事を解説する事から始めたい。

 

 今回もムービーによる解説から

ポイントは

 

①受影面とは影を作図する高さの事で受影面が上がるとその分日影を作図する建物高さがhが(h-受影面)低くなり影が短くなる。

⇒受影面が高くなる⇒日影規制の緩和⇒土地の有効活用が促進される。

 

②受影面1.5は1階、4mは2階、6.5mは3階のそれぞれ中心の位置のあたりでチェックされる。

 

③受影面の差も日影規制時間(5/3,4/2.5,3/2)同様、都市計画の効率的な運用を可能にする。

*新宿区では商業地域に近い周辺の日影規制がある区域では5/3で受影面6.5mの区域が多く団地がある住居系では3/2時間で受影面は4mなど。

 

 

 

 受影面の事を理解いただけたら時刻日影から等時間線を読み取る方法を検証してみたい。

 

ここでのポイントは

①8時と16時の枠が影が最も長くなる。時刻日影図から日影時間をカウントする場合は8時と16時の枠の中それぞれで考える。

 

②影の時間は8時から16時間で影になった瞬間ストップウォチを押し計測を開始するが太陽は時間とともに移動していくため日向になる瞬間再度ストップウォッチを押す事により日影時間が確定する。同じ日影時間を有する位置を結線したのが等時間線となる。

 

③等時間線と規制ラインの関係を基準法56条の2と別表4に照らし合わせて確認する。

 

 

 

では下記のリンク画像をクリックしムービー解説を確認。

 

 

上記のようにNG箇所が確認できた。次はNG部を手計算で納める手法を解説したい。

 

 ・・と思ったが本日も長くなった次回にしよう。

次回までお元気で!

 

 

あ・・おまけがあった。セルフタイマーセットやり直しでドアップ。男前だ。

 

 

 

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